Tier0/SP/QS/SE/OG/RETRO/PREMIUM/NRG/CO.JPナイキ表記を徹底解説
究極のナイキ解読書:エア ジョーダン 1・ダンクを極める「Tier 0・OG・SP・QS・CO.JP」等ナイキ用語と箱の記号の真実【スニセルヤ完全保存版】

【ナイキ表記の解説】ナイキのボックスに記された表記の意味を解き明かす。
ナイキのスニーカーボックスのラベルに記された、数文字のアルファベット。そして、限られたショップのみに許された「格付け」。あなたは、その真の意味をどれほど深く理解しているでしょうか。
「OG」と刻まれた一足に宿る歴史の重み。「SP」が放つ、手に入れることさえ困難な圧倒的な限定感。そして、それらナイキスニーカーの最高峰モデルを扱うことを許されたショップの聖域「Tier 0(ティアゼロ)」。これらの単語や文字列は、単なる識別記号ではありません。それは、そのスニーカーが持つ「血統」であり「階級」であり、そして「物語」そのものなのです。
現在のスニーカートレンドは、単に「流行っているから履く」というフェーズを完全に超え、その一足がどの流通経路で、どのようなコンセプトで作られたかという「背景の深さ」を知る、より本質的でマニアックな時代へと突入しています。ハイブランドとのコラボレーションや、伝説的なショップ限定モデルの裏側には、常にこれらの「魔法のアルファベットと階級」が関わっています。
本稿では、ナイキスニーカー通販専門店「snisellya/スニセルヤ」の視点から、これらナイキのモデル表記が持つ深淵な世界を詳細解説します。初心者の方はもちろん、百戦錬磨のコレクターであっても、この表記の意味を再度確認することで次の一足を選ぶ際の解像度がグッと上がるはずです。
第1章:現在のスニーカートレンドと「Tier 0」という絶対的聖域
ナイキTier 0(ティアゼロ)とは何か?
ナイキのスニーカーを語る上で、避けて通れないのがナイキの取り扱い販売店のランクである「ナイキTier(ティア)」という概念です。その頂点に位置するのが「ナイキTier 0(ティアゼロ)」です。ナイキにおけるセレクトショップのトップのアカウントの最高ランクを指します。ナイキは世界中の販売店を、その影響力など独自の基準でランク分けをしていると言われています。その中でも「ナイキTier 0」の販売店は世界でもごく限られた、文化的な発信力を持つトップクラスのセレクトショップのみに与えられる最高ランクのアカウントです。
日本で言えば「Jordan World of Flight」「atmos(アトモス)/ TOKYO 23」「Dover Street Market/ドーバーストリートマーケット」「KITH Tokyo」、世界的には「Union(ユニオン)」「アンディフィーテッド」などのごく限られたショップがこれに当たります。

Tier 0がスニーカーカルチャーに与える影響
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独占的ラインナップ: ナイキTier 0販売店では、後述する「SP」や「QS」などの話題性の高い限定コラボレーションモデルなどが販売されます。
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スニーカーカルチャーの守護者: 単に靴を売る店ではなく、スニーカーヘッズが集うコミュニティの中心的存在としての役割を果たしています。
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マニアの視点: 「このモデルはナイキTier 0、限定発売品か?」という情報は、その後のプレミアム価値や希少性を左右する指標となります。
スニーカーシーンにおいて、ナイキTier 0はまさに「情報の源泉」であり「トレンドの発信地」です。ここから放たれる一足は、瞬時に世界中のスニーカーヘッズを熱狂の渦に巻き込みます。我々スニセルヤも、このTier 0から発信される歴史的傑作の数々を、確かな審美眼で皆様にお届けします。
第2章:【OG / Original】原点という名の聖杯、全ヘッズが帰結する「絶対正義のオリジナル」
スニーカーカルチャーにおいて、これほどまでに重く、そして神聖な響きを持つ言葉は他にありません。「OG(オリジナル)」。それは、ある特定のモデルがこの世に初めて産声を上げた「誕生の瞬間」そのものを指します。
歴史と誕生の背景:1985年の衝撃
OGを語る上で避けて通れないのは、やはり1985年です。マイケル・ジョーダンの伝説の幕開けとともに登場した「エア ジョーダン 1」、そして全米大学バスケットボールの熱狂を背景に生まれた「ダンク」。これらが当時の仕様そのままに存在する状態、あるいはその「完全なる再現」を指してOGと呼びます。当時のナイキは、単なるスポーツメーカーから「文化の創造主」へと変貌を遂げる過渡期にあり、その設計意図には、コート上でのパフォーマンスだけでなく、街中でのアイデンティティを確立させるという野心的な魂が込められていました。

なぜヘッズは「OG」に熱狂するのか?細部に宿る神
スニーカーマニアが「OG」の二文字に過剰なまでに反応するのは、それが単なる古さではなく、「正解」そのものだからです。
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ロゴの真実:例えばエア ジョーダン 1において、レトロとの違いはタンタグにはジャンプマンではなくNIKE AIRロゴ、ヒールにはジャンプマンではなくローであればウイングロゴ、が配置されていること。これがOG仕様の絶対条件であり、当時の力関係やブランドの歴史を物語る重要なピースです。80年代のクラシックバッシュが持つ、洗練される前の「無骨な美しさ」は、このNIKE AIRロゴとウイングロゴに凝縮されています。
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カレッジカラーの魂:「Be True to Your School」プログラムで採用された、ケンタッキーやセント・ジョーンズといった大学カラーの配色は、OGという概念が「チームの誇り」と直結していたことを示しています。現在のナイキ ダンクブームの根底にも、この85年当時のカレッジカラーの強烈なDNAが息づいています。
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素材と形状の黄金比: 1980年代当時の少し無骨なレザーの質感や、現代よりもやや立ち上がりの鋭いアンクル部分のカット。これら「当時の空気」を吸い込んだディテールこそが、コレクターにとっての官能評価ポイントとなります。シュータンの厚み、トゥボックスのスロープ、スウッシュの角度など、語り尽くせぬマニアックなディテールこそがOGの神髄です。
マニアにとってOGを所有することは、ナイキという巨大な叙事詩の「第一章」を所有することと同義です。デッドストックのOGが美術館に飾られるような価値を持つのも、それが流行を超越した「歴史的遺産」であるからに他なりません。スニセルヤでも、OG仕様の復刻モデルは常に入荷直後から凄まじい反響を呼びます。それは、誰もが「正解」を手に入れたいと願うからです。
→当店のエア ジョーダン 1 レトロ ハイ オージー ホワイト セメントを見る
第3章:【RETRO / レトロ】時代を繋ぐリバイバル、進化し続ける「再現」の美学
OGが「点」であるならば、「RETRO(レトロ)」は「線」です。過去の名作を現代の技術と文脈で蘇らせるこのカテゴリーは、スニーカーカルチャーを絶やすことなく次世代へと繋ぐ、最も重要な役割を担っています。
誕生の背景と進化:1994年の再始動
ナイキが本格的にレトロ戦略を開始したのは、マイケル・ジョーダンの最初の引退後、1994年のことでした。当初は「過去の靴を今さら履くのか?」という懐疑的な声もありましたが、結果としてこれは大成功を収めます。レトロとは単なる「使い回し」ではなく、「伝説を日常に引き戻す」という設計意図があるのです。2000年代以降、この動きは加速し、今や「RETRO」はそれ自体が一つの巨大なブランドカテゴリーへと成長しました。エア ジョーダン 1やナイキ ダンクが数十年にわたり覇権を握り続けているのは、この卓越したレトロ戦略があるからです。

スニーカーシーンにおける「RETRO」の真の価値
現代のスニーカートレンドにおいて、レトロモデルは常に中心に位置しています。特に、近年のナイキの技術力向上による「形状の修正(リマスタリング)」は目を見張るものがあります。
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シェイプの追求:一時期、オリジナルとはかけ離れてしまったつま先のフォルムやボリュームを、当時の金型や資料を掘り起こしてOGに近づける「85仕様」などの復刻は、古参マニアを狂喜させています。ミリ単位のシルエット修正に心血を注ぐナイキの開発陣の執念が、ヘッズの心を打ちます。
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Reimagined(リイマジンド)の衝撃:2026年現在のトレンドを象徴するのが、このシリーズです。「もし当時のOGが、倉庫で数十年眠っていたら?」というIFの物語を、ひび割れたレザーや黄ばんだミッドソールといった「ヴィンテージ加工」で表現。これは「レトロ」という枠組みの中で「OGの経年変化」を再現するという、極めて高度な文化的操作です。新品でありながら経年のロマンを纏う、まさに現代アートの領域です。
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ファッションとの親和性:レトロモデルは、過去のデザインでありながら、現代のワイドシルエットやテックウェアとも驚くほど相性が良い。これは、オリジナルのデザインがいかに完成されていたかの証明でもあります。
レトロを選ぶ喜びは、伝説を「履き潰せる」という贅沢にあります。snisellya(スニセルヤ)を訪れるスニーカーファンも、OGへの敬意を胸に、現代のストリートで最高にクールに響くレトロモデルを手に取ります。それは、過去の遺産を現代のスタイルでアップデートする、知的で情熱的な行為なのです。
第4章:【SP / Special Project】ナイキの創造性が爆発する「最上位」の実験場
ナイキの製品ラインナップにおいて、最もクリエイティブかつエクスクルーシブな位置付けにあるのが「SP(Special Project)」です。エア ジョーダン 1やナイキ ダンクの歴史においても、この「SP」という称号を与えられたモデルは、常に市場にパラダイムシフトを起こしてきました。

SPの特徴と設計の意図
SPは、主に「NikeLab(ナイキラボ)」経由でリリースされることが多く、通常のインラインモデル(一般流通品)とは一線を画す素材選びとデザインがなされます。
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高付加価値な素材:プレミアムレザー、リサイクル素材、あるいは最新のテック素材を贅沢に使用。80年代のクラシックバッシュをベースにしながらも、未来的なマテリアルで再構築されるのがSPの醍醐味です。
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トップクリエイターとのコラボレーション:「Off-White、Travis Scott、Sacai、」といったトップデザイナーやアーティストとの共作の多くは、このSPの枠組みで進行します。トラヴィス・スコットが逆スウッシュで再解釈したエア ジョーダン 1や、ヴァージル・アブローが解体・再構築した「THE TEN」シリーズなどは、まさにSPの象徴的な成功例です。
ファッションとの関連と最新トレンド
現在のスニーカーシーンにおいて、SPは「ストリート」と「モード」の架け橋です。設計の意図には、スニーカーを単なる運動靴ではなく「アートピース」や「ファッションアイコン」へと昇華させる狙いがあります。
マニアの視点から言えば、SPのラベルが付いたボックスを手にすることは、ナイキの「最高機密のプロジェクト」の一部を所有することを意味します。ディテールよりも、その存在そのものが放つオーラ。SPは、常に次世代のトレンドを占う重要な指針となっているのです。スニセルヤがSPモデルを取り扱う際、我々もその圧倒的なクリエイションの熱量に圧倒されます。箱を開けた瞬間に香る上質な接着剤とレザーの匂い、それはまさに「特別なプロジェクト」の香りなのです。
第5章:【QS / Quickstrike】予告なき衝撃、市場を揺るがす「神出鬼没」の限定モデル
スニーカーヘッズを最も焦らせ、そして興奮させるのが「QS(Quickstrike / クイックストライク)」という称号です。2000年代初頭のナイキ ダンク SBブームを牽引し、現代の熱狂的スニーカーカルチャーの礎を築いたと言っても過言ではありません。

QS誕生秘話と希少性のロジック
QS(クイックストライク)は、かつては「予告なしに突如として店頭に並ぶ」というゲリラ的な販売手法を取っていたことからその名がつきました。現在では販売日の告知はあるものの、販売店舗が極端に限定される(Tier 0アカウントなど)のが特徴です。
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流通量の少なさ:特定の地域、特定のショップでしか手に入らないため、デッドストック化した際の価値は計り知れません。
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コンセプトの尖り: 特定の都市をオマージュした「シティパック」や、サブカルチャーと深く結びついたデザインが多いのもQSの魅力です。かつての「裏ダンク」や各都市のスケートショップ限定のSBダンクなどは、その地域固有のカルチャーを見事にスニーカーへと落とし込みました。
マニアがQSに寄せる絶大な信頼
コレクターにとってQSは「持っているだけで玄人」と認められる印です。爆発的な人気が出るモデルもあれば、後からじわじわと評価が高まるモデルもあります。スニーカーシーンの熱量を維持するために、ナイキが戦略的に投入する「劇薬」とも言えるでしょう。QSの文字を見つけた瞬間、我々の指先は自然と購入ボタンへと動いてしまうのです。
第6章:【SE / Special Edition】旬のトピックを形にする、時代性の体現
「SE(Special Edition / スペシャルエディション)」は、既存のモデルをベースにしながら、特定のイベントやテーマ、季節に合わせて特別なアレンジを加えたモデルです。日常的にエア ジョーダン 1やナイキ ダンクを楽しむユーザーにとって、最も身近でありながら「ちょっとした特別感」を味わえるのがこのカテゴリーです。

デザインの意図とSEならではの特徴
SEは、インラインモデルとプレミアムモデルの中間に位置することが多く、「今、この瞬間にしか手に入らないデザイン」を提供します。
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季節やイベントの反映: NBAオールスターゲーム、旧正月(Year of the...)、ホリデーシーズン、バレンタインやハロウィンなど、その時々の祝祭をスニーカーで表現します。
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ディテールの特別な変更: 通常のモデルにはない素材の切り替え(コーデュロイやキャンバス素材の積極的な採用)や、特別なパターンの型押し、リフレクター素材の採用など。エア ジョーダン 1 MIDやLOW、ダンク LOWなどの人気シルエットに、遊び心のあるアレンジを加えることで、スニーカーに新たな表情を与えます。
スニーカーカルチャーにおけるSEの重要な役割
SEは、初心者にとっても「人と被らない、少しだけ特別な一足」として非常に魅力的な選択肢です。一方で、マニアの間では「あの年のオールスターモデルのSEは素材が良かった」「あの旧正月ダンクのギミックは秀逸だった」といった具合に、後年になって再評価されることが多いのも特徴です。
スニーカーカルチャーの「旬」を味わうには、SEこそが最適なエントリーポイントと言えるでしょう。スニセルヤの店頭やサイトを眺めるとき、季節感を感じさせるSEモデルは、あなたのファッションに新しいインスピレーションを与えてくれるはずです。
第7章:【PREMIUM / PRM】 触れればわかる、贅沢な素材を使用した「上質感」
スニーカーを「道具」としてだけでなく、ラグジュアリーな「所有物」として捉えたのが「PREMIUM(PRM / プレミアム)」ラインです。80年代のクラシックバッシュが持つスポーティーな印象を、大人のファッションアイテムへと昇華させる魔法の言葉でもあります。

素材への飽くなきこだわり
PREMIUMモデルの最大の特徴は、一目で、そして素材の感触で理解できる「素材の上質性」にあります。
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上質なレザーの採用: タンブルドレザー(シボ革)、ヌバック、ピッグスキンスエードなど、手触りや耐久性に優れた素材を惜しげもなく使用。通常のダンクやエア ジョーダン 1とは一線を画す、しっとりとした触り心地はヘッズを魅了します。
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仕上げの丁寧さ: 縫製やエッジの処理など、通常のモデルよりも高いクオリティコントロールがなされています。ステッチの細かさ、ライニング(内張り)の高級素材への変更など、足を入れた瞬間のフィーリングまで計算されています。
ファッションとの親和性と大人ヘッズからの支持
落ち着いたカラーリングが多いPRMは、大人のスニーカーファンから絶大な支持を受けています。派手なロゴや奇抜なデザインではなく、「素材の良さで語る」その姿勢は、高品質なデニムやスラックスに合わせる「大人のストリートスタイル」に欠かせません。
「派手なコラボよりも、結局一番履くのはPREMIUMのダンクやエアジョーダン1だ」と言うマニアが非常に多いのが、その価値の証明です。スニセルヤとしても、成熟したスニーカーヘッズの皆様に、自信を持ってお勧めできるのがこのPRMラインです。経年変化(エイジング)を楽しみながら、長く付き合える相棒となるでしょう。

第8章:【NRG】エネルギーの源泉、【AS / NAS】祭典の記録
ナイキの歴史の裏側、ディープなマーケティング戦略の真髄に触れるのが、この「NRG」と「AS」という称号です。

「NRG(Energy / エナジー)」という熱狂の形
NRGは、ナイキの中でも特にプロモーションに力を入れた、文字通り「エネルギー(熱狂)」を生み出すための超限定モデルです。
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設計の意図: 市場にインパクトを与え、ブランドの勢いを加速させるための戦略的モデル。。
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歴史的傑作の系譜: 伝説的なコラボレーションの初期サンプルに近い仕様など、手に入れることが困難な至高のライン。かつてのカニエ・ウェストとの「Air Yeezy」ラインがこれにあたるように、スニーカーカルチャーの歴史を動かすパラダイムシフトの中心には常にNRGが存在します。
NRGにまつわる逸話と藤原ヒロシ氏の存在:「何がヒットするか」を決めた藤原ヒロシ氏の存在。クリエイターのジェフ・ステイプル(Jeff Staple)氏が、当時ナイキジャパンで「エナジー(Energy)」マーケティングの責任者を務めていたマーカス・タイユイ(Marcus Tayui)氏に行ったインタビューが、その誕生の裏側を物語っています。ステイプル氏が「どの靴を特別な限定仕様にするか、どうやって決めていたのか」と尋ねたところ、タイユイ氏は「何がヒットして、何がヒットしないかを見極めるため、いつも“ある男”に連絡をとって確認していた。その男こそが、HTMやFragment Designが始動するはるか前の、藤原ヒロシ氏だった」と明かしています。
コレクターの視点と「AS(All-Star)」の記録
これらのモデルは、スニーカーシーンにおける「記念碑」です。何年経っても「あの時のあのモデル」として語り継がれるため、投資価値としても非常に高く、マニアにとっては家宝級の扱いを受けることも珍しくありません。
「AS(All-Star)」 / AS (NAS):
AS・NASとして語られることもある特別なアーカイブやASの系譜。AS (NAS) はオールスターモデルを指します。NBAオールスター期間中にリリースされるモデルは、その年の開催都市の文化を色濃く反映します。これらは、バスケットボールカルチャーとストリートが最も密接にリンクする瞬間の記録です。
NRGやASを所有することは、スニーカー史の重要な1ページを自宅に保管することと同義なのです。

第9章:【CO.JP(Concept Japan)】日本から世界へ、ナイキジャパンが創ったストリートの伝説
1999年に誕生したナイキジャパン企画の「CO.JP(Concept Japan/コンセプト・ジャパン)」は、日本市場から世界のスニーカーカルチャーに発信し、現代のグローバルな限定スニーカービジネスの基礎を作った伝説的なプロジェクトです。その誕生と歴史には、日本のストリートが育んだ濃密なストーリーが存在します。
「CO.JP / コンセプトジャパン」と「表ダンク・裏ダンク」の伝説
1999年、ナイキジャパン主導のもと、日本限定プロジェクトとしてスタートした「CO.JP(Concept Japan)」。その一環として展開された東京の渋谷・原宿・上野、の限定ナイキダンクの復刻再販売をしました。表カラー「Quick Strike / QS」 と、アッパーのカラーブロッキング(色の配置)を反転させた裏カラー「City Attack / CA」 2パターンを対でリリースするという画期的な手法を取りました。ハイカットとローカットの複数カラーのダンクがゲリラ的に限定販売されました。これが後に伝説として語り継がれる「表ダンク/QS」と「裏ダンク/CA」です。
その後もatmosの創設者である本明秀文(Hommyo Hidefumi)氏がプロデュースしたターミネーターカラーの裏ダンクローと表カラーのエアフォース1ローの限定販売や、ナイキ アルファプロジェクトの藤原ヒロシ氏プロデュースのモノトーンコレクション(黒と白をテーマカラーにした限定エアマックス等)や、ミタスニーカーズの桜をテーマにしたエアフォース1など、ナイキのクラシックモデルの「スペシャルメイクアップ(特別仕様)」が企画販売されました。
「宣伝なし、口コミのみ」のスニーカーゲリラ展開
CO.JPで、ダンク、エア フォース 1、エア マックス、エア フットスケープ、などの特別仕様の限定品や、東京の影響力のあるスニーカーショップでの限定モデルを展開しました。大々的な広告マーケティングを行わず、意図的に情報をコントロールして口コミ(ナチュラルプロダクトマーケティング)などで各地のシーンに限定的に情報を広めました。
各地の限られたコンセプトストアでのみで静かにリリースされ、情報に敏感な熱狂的コレクターたちの間で瞬く間に争奪戦となる。そのため、CO.JPの歴史や限定仕様の詳細は今なお「謎」に包まれている部分もあり、当時の日本のファッション雑誌のアーカイブや、コアなコレクターの頭の中にその真実が残されています。
現代スニーカー限定販売の「起源」と世界への波及
このCO.JPラインで培われた手法は、現在のスニーカーカルチャーで現在当たり前となっている限定販売手法や特定テーマにポイントをおいたマーケティングの「起源(ジェネシス)」となりました。
日本で蒔かれたCO.JPの種は、のちにナイキが他の地域でも同様の限定・コラボ展開を広げていく決定的なきっかけとなりました。2006年にロンドンの有名ショップ「The Hideout」がリリースしたハラコ素材の限定フットスケープ(通称「Hamster」)や、上海のショップ「ACU」が手がけたウーブンモデルのように、日本から始まった「地域限定のプレミアムモデル」というフォーマットは、その後世界中へと輸出され、愛されるようになっていきました。我々日本人スニーカーヘッズにとって、CO.JPは永遠の誇りであり、エア ジョーダン 1やダンクの「CO.JP復刻」が発表されるたびに注目が集まるのも、この熱い歴史的背景があるからです。
→当店のナイキ ダンク ロー QS バーシティレッド/ホワイト/シルバーを見る
第10章:まとめ、総括、そしてスニセルヤからのメッセージ
いかがでしたでしょうか。ナイキが刻む「ナイキTier 0」「SP」「QS」「OG」といったコードは、単なる記号ではありません[。それは、開発に関わったデザイナーの情熱、歴史を動かしたアスリートの鼓動、そしてその一足を手に入れるために奔走する我々スニーカーヘッズの愛情が凝縮された「パスワード」のようなものです。
ナイキ用語と歴史の総括
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OG / RETRO:1985年のオリジナルへの絶対的リスペクトと、それを現代に蘇らせる情熱。
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Tier 0 / QS:トップアカウントのみに許された熱狂の震源地と、神出鬼没のゲリラ的リリース。
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SP / PRM / SE:素材、コラボ、季節感を通じた、スニーカーの可能性の拡張。
- NRG / CO.JP:日本のストリートから世界へ波及した、カルチャー創出の歴史。
エア ジョーダン 1、ナイキ ダンク、そして80年代のクラシックバッシュ。これらの名作たちは、この複雑で奥深い「称号」のシステムと組み合わさることで、単なるスポーツシューズの枠を超え、世界中のマニアを惹きつけてやまない「文化的資産」へと進化しました。
スニセルヤ/snisellya からスニーカーヘッズの皆様へ
ナイキスニーカー通販専門店「snisellya(スニセルヤ)」では、これらの称号が持つ本当の価値を理解し、一足一足が持つ「ストーリー」を大切にしています。あなたが手にするその箱に「Tier 0」の血統が流れていれば、それは世界中のファンが切望した奇跡を所有することを意味します。「OG」と書かれていれば、それは30年以上の歴史を共に歩むことを意味し、「QS」とあれば、世界中のファンが切望した奇跡の一足を所有することを意味します。単なる「靴」以上の価値を、あなたの足元へ。「スニセルヤ/snisellya」であなたの魂を揺さぶる最高の一足を見つけてください。我々は、その一足があなたのライフスタイルをより豊かに、より情熱的なものに変えることを確信しています。私たちスニセルヤは、皆様のスニーカーライフに寄り添い、真の価値を持つプロダクトをお届けし続けることをお約束します。次は、あなたのコレクションにどの「称号」を加えますか?

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